Complete text -- "GWはシガーと酒と過ごす。"
10 May
GWはシガーと酒と過ごす。
毎年、シガーが美味しくなる季節はGWからだ。
今年のGWは暖かく、湿り気があり、シガーにはいい環境だったようだ。
このところすっかり恒例になってしまったGWシガーウィークだが、今年は飛び石だったり、仕事が入ったりで、予定していたほどは吸えなかったが、印象に残ったシガーのレビューをしてみよう。
いつもの通り、☆5つが最高。
ちなみに、過去2年のGWに煙になったシガーは以下の通り。
2006年GW
2007年GW
◎Partagas Shorts
おなじみのショーツ。キャビネットではない25本入り化粧箱。2年近く熟成したもの。
GW初日、昼食後に軽く一服のつもりで火をつけた。驚いた。こんなに美味いショーツを吸ったのは生まれて初めてだ。今まで何本のショーツを灰にしたか分からないが、アタックからいつもと違う、と感じた。
濃厚でしっとり甘く、レザーの香り。中盤にかけて更に濃厚なハニーのような甘み。後半にはしっかりと口の中に感じるスパイス。この短い時間にしっかりとメリハリのある変化が楽しめた。
同じボックスは既に半分ほど消費していたのに、これほどの印象はなかった。
これはあたりはずれではなく、状態とタイミングがピタリと合致したのだろう。久しぶりに感動した。
☆☆☆☆☆
◎Cohiba Esplendidos
いつ吸っても美味しいし、オレはハズレと感じたことがない。とても優等生なシガーだ。
一口めから複雑で深いハーブの香りに恍惚となる。やはりEsplendidosはすごい。
ただし、常に期待通りではあるが、それを超える印象はない。
☆☆☆☆
◎XI Aniversario Tienda Partagas - Montecristo A-2002
2002年のパルタガス工場の記念ヒュミドールのMonte A。グランコロナのすごいやつ。
高輪のコネスールに持ち込んで昼間から火をつけた。その大きさに店員が瞬間息を飲む。
レギュラーのモンテAとは明らかに葉組が違う。違う味わいのモンテA。この記念ヒュミドールは他のビトラもおおむねブレンドの中心になる葉は共通しているので、似ている。
レザーとハーブが複雑に絡まる香り。仄かなフローラル。しっかりしたタバコ感。とても美味い。しかし強い。
強め好きなオレでもさすがに最後はニコチン酔いした。
☆☆☆☆☆
◎Saint Luis Rey Lonsdales SLB cab
好きなシガー。いつ吸っても美味しい。ハズレがない。
クリーミーで密度のある煙、レザー、ハニー、にウッドの香りがハーモニーを醸す。
一番安心して火をつけられるシガーの一本。
☆☆☆☆☆
◎Montecristo No.4 Reserva
いわゆるレゼルバもの。巻きは綺麗で、燃え方も均一で灰は柔らかめ。
印象としては、昔のモンテ。ちゃんとモンテらしいアーシーな香り。若干上品めなテイスト。
今回吸った一本はそれほど感動するほどのものではなかった。これがデフォルトならもう吸わない。
☆☆☆
◎Davidoff 20th Annivasary Asia
600箱限定のアジア進出20周年記念シガー。実はいつものタバコ屋のウォークインに数本転がっていた。「え、これが今残ってるんだ」と驚き、こっそり全部購入しちゃった。
帝国のアクアにて「フリーチベット」のシュプレヒコールを肴に火をつけた。
味わいはまあまあ、コクもあり美味しいのだが管理が悪かったのか、方燃えがひどかった。ダヴィドフで方燃えなんて、自分の管理が悪いに決まってる。残りは美味しく吸いたい。
☆☆☆
◎Partagas Serie du Connaisseur No.1
それほど相性の良いシガーではないが、たまに吸いたくなるのがこの1と2。好みはNo.2。
ドローもよく、コンディションも良い。味わいも期待通り。No.1は長い分ラストに強くなっていく様子が楽しめる。
☆☆☆
今回、納得したことは、やはりシガーは状態の良さであり、またタイミングである、ということ。
常に状態は変化していて、一定環境でも味わいが一定ではない、ということを小さなショーツを吸って思い知った。
知ったようでいてシガーはまだまだ奥が深い。
もっと精進しますよ。→煙草blogランキング
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中南海:16本
HOPE:2本
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