02 April

カオスという名の煙草

オレの部屋には「カオス」と名付けた煙草がある。

パイプ煙草を毎日吸っていると、最後に1ボールに満たない煙草が残ってしまうことがある。
これを空の煙草ジャーに移し変えた時から「カオス」は育ち始めた。

カオスというネーミングが適切かどうかは理系に疎いオレにはよく分からない。タイトル画像はフラクタルだし。なんとなくエントロピーという言葉も浮かんだが、カオスのほうがかっこいいと思って決めた。

オレは普段よく吸う銘柄はあるが、一つに絞ることはない。
吸ってみて美味しいと思った煙草は「カオス」にひとつまみ加える。
こうして「カオス」はすでに数十種類の煙草を飲み込んでいる。

「カオス」に投入する煙草には一応気をつけていることがある。
強い着香煙草は入れない。不味いと思った煙草は入れない。
比率はヴァージニア系をメインにラタキア少々、その他微量。
全ての原料葉は投入済みだ。
シガーリーフはパイプ用にブレンドされたもの以外は投入しない。

現在「カオス」は目測30gくらいに成長している。
50gまでいったら湿度をやや高めて熟成させる。
そして1年後あたりに喫んでみよう。

予想するに「カオス」は個性のない、あまり美味しくない煙草になると思う。
もし勇気のある人がいたら、来年一緒に喫んでみないか。

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本日煙になったタバコ
Cigarettes
　　中南海light:5本
　　Hi- Lite：5本
Pipe
　　Rattray's Marlin Flake:1ボール
　　Samuel Gawith Squadron Leader:1ボール
　　Dunhill Night Cap:1ボール