Complete text -- "手巻き煙草の神経衰弱"

27 November

手巻き煙草の神経衰弱

1

それはTSC(東京スモーキング・クラブ)が開発したゲーム。

ルールは3人の巻き手が4種類のシャグを異なった紙で巻きたいように巻き、それを吸って、銘柄当て(事前に公表)と巻き手当てを行う。
巻き手は自由ヶ丘いずみや店主、手巻き煙草の会主催者のF氏、魔女氏の三名。
三人ともかなりの巻き手である。

計12本の手巻き煙草を吸い比べ、どの銘柄(1点)で誰が巻いた(1点)、計24点で競う。

シャグはゴールデン・バージニア、ドラム、フランドリア・ブラック、エクセレント・レモンの4種類。
レモンは着香なので、これは簡単に見分けられると思っていた。

手巻き煙草は巻き方によって味が変化する。
なので巻き手はそれぞれ巻き方を変化させ、こちらを欺こうとする。
最初の3本くらいまでは味わい・香りともによく分かったが、後半になるにつれ、鼻や舌が麻痺してくる。
最後にはレモンの着香さえ自信が無くなってくる。

優勝者は15点で二人。
手巻きのストリーム放送をやっているTomokazu氏とシガースモーカーのfuminos氏。商品のレア・シャグを手にした。
オレは9点(巻き手をやたらと当てた)で平均より下だった。
難しいが、とても楽しいゲームだった。
今回のルールは巻き手の癖をある程度知っていることが前提になっているが、一般化するには純粋に「銘柄×紙」当てがいいかもしれない。

TSCは「タバコの楽しみ方研究」というオレのテーマと合致した活動を行っているので毎回楽しく過ごせている。
パイプ連盟に所属するクラブではあるが、あらゆるタバコをターゲットに楽しみ尽くすことを目的としている。
パイプ連盟が発足した時代は「パイプ」だけが流行っていたが、今は違う。
各地のパイプクラブが抱える高齢化という問題に対する一つの答えでもあると自負ている。

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本日煙になったタバコ
Cigarette
  PEACE:8本
R.Y.O
  Golden Virginia:3本
  Flandria black:3本
  Durm:3本
  Excellent Lemonmint:3本
Pipe
  Bull Dog Piper Nigrum:1ボール
  Wellauer Latakia:1ボール
Cigarrillo
  Cohiba Mini:3本
22:52:55 | pierre | | TrackBacks
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