02 March

Habanos S.A. 2011 Cigar Program

今年もフェスティバルが終わって、キューバシガーの動向もほぼ確定しているようだ。

毎年オレが一番気にしているのが廃盤銘柄。
昨年は多くの廃盤があり、寂しい思いをした。

2011年の廃盤はいまのところ「Bolívar Gold Medal」のみ。
これはもともと1992年に中止されたものが、2005年に限定で復活、その後レギュラーに組み入れられたがもう廃盤だそうな。きっと期待はずれだったんだろうね。今年は辛くない。

新しくレギュラーに加わるのは、
Partagas Serie D No.5（2008年にリミテッドで販売された）
Partagas Serie E No.2
H Upmann Half Corona

そして今年も多くの限定ものが発売される。全てを紹介するのも冗長なので、気になるものだけピックアップする。
・Cohiba Cohiba 1966（Double Robusto：2011 Limited Edition）
・Punch Clasicos（50×184：Regional Edition Switzerland）
・Ramón Allones Super Ramon（54×180：Regional Edition Canada）
・Montecristo No.2 Grand Reserve
このあたりのビッグシガーが気になる。短く太く、というトレンドに太く長く、が加わった流れを感じさせる。

その他の動きとして気になるのは「ジャー」ものが最近多いなあ、ということ。
ジャーというのは陶器やガラス製の容器にシガーを入れたもの。


通常スペイン杉のボックスに入れて熟成させるシガーだけど、呼吸をしない容器だとゆっくりと長時間かけて熟成するものと思われる。

2010年は多くの廃盤が出た反面、Cohiba BHKなどのインパクトのある銘柄の誕生があった。
今年はそれに比べると動きが静かな印象を受ける。
ヨーロッパの不況が影響しているのか？
そのうちHabanos S.A.が中国に売却される、という事態だけは勘弁してほしい。



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