Complete text -- "スモーカーの戦いを描いた小説"

29 September

スモーカーの戦いを描いた小説

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タバコを吸う事がストーリーの中心にある小説は筒井康隆氏の「最後の喫煙者」以来か。

松宮 宏 著『燻り亦蔵』(くすぶりまたぞう)という本をたまたま購入した。
軽く読めるエンターテインメントで、現代の剣豪の話だということで読んでみた。

「樺沢亦蔵は無口な男である。ただしタバコは吸う。
口数よりタバコの本数が圧倒的に多い。
ほとんどけむりの中で生活していると言った方がいいかもしれない。」

この書き出しを見たら、オレじゃなくてもこの小説には何かある、と思ってしまうだろう。

主人公は独身でうだつのあがらないサラリーマン。しかもあと2年で定年を迎えるが、早期退職者対象になってしまう。
代々剣法家で22歳で剣道7段を修めた剣の達人だ。
その頃アメリカでは煙草産業が医療費訴訟に対して約30兆円の和解金を払ったり、庭でタバコを吸っていた男が隣家から訴えられ約6千万円の賠償を命じられたりした事件があり。(実話)
主人公はそのニュースを知る。
さらにTVで、禁煙スペースで男がタバコを吸って逮捕された模様を見て、翌日辞表を提出し、単身ニューヨークに飛ぶ。

ここから政治やコマーシャリズムや陰謀やらが、女子大生剣士をまじえて展開する。

アメリカのタバコをとりまく状況は日本よりはるかに切迫している。
そんな雰囲気がひしひしと伝わってくる。
でも、楽しめる小説だった。

この主人公を一言で表すなら「スモーキングサムライ」。



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23:06:13 | pierre | | TrackBacks
Comments

山田太郎 wrote:

ふと目にしましたが、最近ではなぜかこのような奇妙な学説を立てて経済性や人間性にまで深く絡めて喫煙者を規定する動きもあるようです。

「時間割引率」〜なぜ仕事の早い人は酒や煙草にはまるのか
http://zasshi.news.yahoo.co...

シガレットだけでなく葉巻のように時間のかかるものもありますので十把一絡げに「せっかち」や「目先重視」と規定するのも短絡的ではないかと考えます。
10/01/09 21:42:07

pierre wrote:

山田太郎さん
たぶんこの教授は煙草や酒の真実を知らないだけでしょう。
自分がやらないから視界に入る範囲(学生の喫煙、飲酒)の観察で導き出した論理でしょう。

とにかく浅い。何も益が無い。ほんとうに経済学者か?
10/01/09 23:21:32
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