Complete text -- "自家製薫製煙草"

27 July

自家製薫製煙草

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つまり自分でラタキアを作ってみた。

前回予告したとおり、ラタキアブレンドが完成したので、報告しよう。

ラタキアを作った、といっても厳密には製法が全く違うことを予めことわっておく。

本来は、煙草を乾燥させる際に煙草を木片やハーブを使って燻して作られるのがラタキア葉だ。
元々は19世紀後半、シリアのラタキアというところで、余った煙草葉を天井に保管していたところ、当時煮炊きに使われていたラクダの糞でその葉が燻され、とても良い香りの煙草になった。
というのがラタキアの起源だ。
現在はシリアとキプロスで作られている。

たいていのラタキア葉はヴァージニア葉やオリエント葉とブレンドされ、イングリッシュミクスチャと呼ばれる製品になる。
味の特徴としては、甘く、強く、そして独自の薫香がある。パイプ上級者に好まれるミクスチャだ。

で、作る過程を紹介しよう。
まず、チップだが、本来は食品薫製用ではない木やハーブ(秘密らしい、ラクダの糞か?)を使うそうだが、とりあえずハンズでナラとホワイトオークを買ってきた。
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薫製機にオリエント葉をセットして薫製開始。1時間ほど薫製してやる。
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出来上がった薫製煙草は元のオリエントに比べるとだいぶ茶色くなったが、市販のラタキアの黒に比べるとだいぶ明るい色だ。
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そこに着香していないキャベンディッシュに少量のペリックを加える。
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さらに、レッドヴァージニア、ゴールデンヴァージニアを加え、良くかき混ぜる。
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そして加湿器を置いて2週間加湿。
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いつものようにオリジナルラベルを貼って出来上がり。
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さて、気になる味のほうだが、ティンノートは杏っぽい香り、これはヴァージニアの香りだろう、そしてなんか旨そうな匂い、ソーセージとかベーコンを思わせる。
火を点けてみる。

む。。。これはラタキアじゃないな。
まったくラタキアっぽくない。薫香はするのだけれど、どちらかというとハムソーセージ系。
桜を使っていたらスモークドサーモンの香りがしたに違いない。

しばらく吸っていると甘みも出てきた。ひいき目にみれば美味い。
全体に変な味だけど、とてもオリジナルだ。こんな煙草はどこにも無いだろう。

やはりハーブか、ラクダの糞か、とにかくあの味にするには何か決定的なものが足りない。
もしどなたかラクダの糞を持っている方がいたら譲ってほしい。再度挑戦してみよう。

この煙草、1缶は五反田の野村たばこに置いておくので(8月アタマくらいに)、吸ってみたい方は是非チャレンジしてみよう。

吸ってみたいかな?→煙草blogランキング

本日煙になったタバコ
Cigarettes
  中南海:6本
  American Spirit Red:5本
Pipe
  Don Pierre 自家製薫製煙草:2ボール
  SILK ROAD:1ボール
Cigar
  Original Cuba Cigar
22:47:26 | pierre | | TrackBacks
Comments

pierre wrote:

今日、というか昨日、8月2日に五反田野村たばこに完成品を一缶置いてきました。
試されたい方は是非行ってみてください。
08/03/08 00:35:39

K-s Garage wrote:

あ!!!

モルトウィスキーを作る際に麦の発芽を止めるために「ピート」を炊いて燻しますよね?
その香が特に強いアイラモルトの香りは、まさにラタキアのあの香りと同様!

つまり園芸店で「ピートモス」を買ってきて乾燥させて燃やしてその煙で燻すとひょっとしたら・・・?

と、無責任に言ってみますw
出来れば北欧産ピートがズバリでしょうけど、カナダ産やら北海道産も有るみたいです。
08/17/08 20:08:49

pierre wrote:

なるほど!
ピートモスか!
うちにもあったような。。

今度やるときは絶対にそれだな。

K-s Garageさん、ありがとう!
08/19/08 00:02:56
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