Complete text -- "シガーの熟成とは"

21 August

シガーの熟成とは

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シガーを体験し、夢中になると、次に「熟成」が気になる。

巷でいわれるシガーの熟成とはどういうことか。
自分の経験と各種シガーサイトを参考にまとめてみる。

先ず始めに、熟成といわれるのは月単位ではなく年単位であることを確認したい。
購入したシガーを月単位で保存することを熟成とはいわない。
それは「落ち着かせる」とか「休ませる」、「コンディションを整える」などと表現されるべきことだろう。

1年以内での味の変化はコンディションの範囲内といえる。
これは経験からもそう思えるし、昔のヨーロッパの葉巻屋が1年自社で寝かしてから出荷してたことからもうなずけると思う。

シガーにおける熟成には4通りの局面が存在する。
1.タバコを収穫、乾燥させた後の熟成=発酵。1年から3年くらい。
2.ショップに出荷されるまでの熟成。最近はあまりしていないと聞いている。
3.ショップにおける熟成。これも最近はあまりしていないようだ。
4.上記を経て、ユーザーが独自に熟成させるケース。

最近の傾向として1〜3における熟成期間がとても短くなっているようだ。
だから、新しいビトラが登場すると、すぐに市場にあらわれるようになった。
しかも1の過程が短いようで、新製品はたいてい発酵が終了していず、アンモニア臭がのこるものが多い。
しかたなく買ったシガーを寝かせるはめになるが、これは発酵終了を待っているだけで、熟成とは別物だ。

熟成によって何が変わるのか。熟成とはどんな期間なのか。
オレはこう認識している。
・発酵の終わったタバコが最高の香り成分を出すまでの期間。
・強いニコチンが程よく抜けてまろやかにバランスがとれるまでの期間。
・複雑なブレンドのタバコがまとまるまでの期間。

したがって、ピークというものが必ず来る。長く熟成させればいいといものではないと思う。
ではどうやってピークを見極めるか。

一般的に熟成に向くシガーはニコチンが強いものだとも言われている。
自分の好きなシガーでも強めのものを一箱(25本ないし50本)買う。
まず一本吸う。その味と香りを覚える(記録する)。
25本なら2月に1本、50本なら毎月煙にする。もちろん半年に一本でもいい。
50ヶ月という長いスパンでみればたいていのシガーはピークを迎えてくれるだろう。
そのタイミングを見極めるのは自分の舌と鼻だけだ。
ピークを迎えたシガーは毎月から毎日(もしくは毎週)に切り替えて吸い尽くしてしまおう。

オレの手もとには自分で新品を買ってから7年経たものと、ヴィンテージとして買った20年以上前のシガーがあるが、熟成させているというよりほったらかしてしまった、という感がある。
なるべく早く吸ってやろう。
生きているうちに。

下記に今回参考にさせてもらった良質なシガーサイトを紹介しておくので参照してほしい。

イギリスのC.Gars(質の高い葉巻屋さん)
http://www.cgarsltd.co.uk/

シガージャパン(過去の記事に熟成のトピックスあり)
http://www.cigarjapan.com/

正直堂(過去の記事に熟成のトピックスあり)
http://www.shojikido.com/

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本日煙になったタバコ
Cigarettes
  HOPE:3本
  AmericanSpirit Yellow:8本
  中南海:11
Cigar
Joya de Nicaragua Antano Belicoso
00:16:55 | pierre | | TrackBacks
Comments

pierre wrote:

クグロフト さん今晩は。

タバコの発酵は酸化発酵でしょうね。
お茶の葉と同様、酵素の作用によるものだと思います。
乾燥させた後、水分を与えてから長時間かけて発酵を進めるようです。お茶の酵素ほど早く発酵がすすまないのでしょうね。
発酵の際には熱が出るそうです。

お茶の葉を揉むのは、発酵を促進させるためではなく、味を出すためのはずです。
08/26/07 23:16:58

wrote:

11/06/18 19:42:00
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