Complete text -- "ねえおじさん、なんでキューバの葉巻は美味しいの?"

29 November

ねえおじさん、なんでキューバの葉巻は美味しいの?

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既にシガーを卒業した彼に聞いても答えてくれない。
自分で考えてみよう。

昔からキューバ産(≒ハバナ)のシガーは最高だと言われてきた。
もちろん今も最高だ。誰もそれに異論はないはずだ。

どんな宗教だって、イデオロギーだってここまで異論のないものはない。
なぜだろう?

ここ数年、キューバ産の種を使って作られたシガーが各地で生産されている。
でも不思議なことにそれはハバナとは違う葉巻の味に仕上がっている。
つまり品種の差では無いということ。

製法の差も考えられない。
革命前後にかなりの技術が流出している。巻きの品質でいえばキューバは一部の超高級製品を除けば、はっきりと悪い。

次に考えるのがワインのぶどうだ。
同じ畑にみえるが、ちょっとした角度、高度で違うワインが出来上がる。
タバコは平地で育てるから高度は関係ない。
あとは土壌の差だ。

確かに同じキューバ国内でも地方によってタバコの味わいは変ってくるらしい。
場所によって、甘みが強かったり、軽い味わいだったりするそうだ。
ということは、同じカリブとはいえ距離が開けばそれだけ味も変ってくる、ということだろう。

こんな説を聞いたことがある。
昔の地球に、恐竜絶滅の原因の一つにもなった隕石による巨大クレーターがあって、実はカリブの地形はそのクレーター跡であり、他の地方とは土壌の成分がかなり異なる。その成分の偏り具合によってタバコの味に差がでる。
ロマンチックな説だ。

タバコも農作物なので、土壌によって味の差がでるのはあたりまえなのかもしれない。
東京の野菜より京都の野菜が美味しいのと同じことか。

シガーの産地別の特徴は、オレの個人的な印象でいうとこんな感じだ。
キューバ:甘くて強い。複雑な香りがあり、味と香りのバリエーションが広い。
ドミニカ:甘くて軽いものが多い。香りがよい。
ニカラグア:程々に味も香りもある。やや強めで、やや単調。
ホンデュラス:やや強いものから強いものがあり、香りよりも味わいが深い。
フィリピン:天然のどぜうのように泥臭い。甘みは強い。

美味い京野菜で一杯やりたくなってきた。

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00:42:36 | pierre | | TrackBacks
Comments

海 wrote:

本当に不思議ですよね。
でも本当、やっぱり風土なんでしょうね。
風土によって人間の気質も変わるんだから、
植物もやっぱり変わって当然ですよね。
12/01/05 03:30:19

ピエール塩澤 wrote:

キューバは特に有機農法にこだわっている、という話を聞いたことがあります。
農薬や化学肥料を買う金が無いだけ、という噂もありますが。
現在の状態で風土をうまく守って運用してほしいと思う。
12/01/05 19:35:04

ピエール塩澤 wrote:

tajiさん

オレが懸念するのはキューバの体制がカストロの死後、急激に変わってしまうこと。

内戦もやだし、アメリカと仲良くなるのも困る(製品がみなアメリカに流れるから)。
12/05/05 17:59:04
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