Complete text -- "オレの前から姿を消したシガレット"

15 August

オレの前から姿を消したシガレット

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いつもシガーやパイプのことばかり書いているが、
シガレットにも素晴らしい出会いと別れがあった。

資料がないのだが、オレの勘では百種類以上のシガレットが日本で売られている。
国産も輸入ものも含め、毎月新しい銘柄が加わり、それと同じように消えてゆく銘柄がある。

国産で消える銘柄は生産中止で本当に無くなってしまう。輸入品は無くなる場合と輸入を止める場合がある。
オレが愛して止まなかった輸入シガレット2銘柄は、一つは輸入中止になり、一つは消え去った(たぶん)。

Nat Sherman MCD と MCD Lights Brown 輸入中止銘柄だ。
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その昔、「刑事コジャック」というアメリカのテレビドラマがあった。そのドラマの中でコジャックが吸っていたシガレットがこのMCDだ。焦茶色の巻紙、スリムなフォルム。
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なんとなくカッコイイなあ、と思って買ってみた。20代の前半だったと思う。
ドラマに影響されるなんて、キムタクの「ギフト」を見てCOHIBAを試すなど、若造にありがちな行動だ。

しかし、吸ってみて驚いた。うまい。十数年以上前のことだから、その味を言葉で表現するのは無理だが、香料ではなく、タバコ本来の旨味を濃厚に感じた。
とても高価な(\800くらい)シガレットだったので、若造のオレは毎日吸うわけにはいかず、たまに買っては楽しんでいた。

このシガレットはまだ存在しているので、また吸ってみようと思っている。
購入する場合はアメリカからなのだが、最近シガレットを他州や海外に売っちゃだめみたいで、直接タバコサイトから購入できない。転送業者を介して買うしかないと思う。入手できたらここでまた報告しよう。

RAMESES II(ラムセス2世) (たぶんもう無い)
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これも同じ時期に試したシガレットだ。能書きには「ロスチャイルド家のために特別にブレンドされた、、、」などと嘘っぽいことが書いてあった。たしかオリエントとヴァージニアのブレンドだったと思う。
形状が面白く、両切りで断面が楕円になっている。あのゲルべゾルテを彷佛させるデザインだ。(ゲルべも美味かった)
味はフルボディーで甘くて辛い。もちろん香料は使用していない。

後になっていつも後悔するのだが、このようなタバコに出会ったらやはりストックしておくべきなのだろうか。ゲルべもラムセスももう吸えないのだから。
しかし、ストックもいつかは吸い尽くしてしまうもの。ならば、せめて記憶が褪せないように画像と文章で保存しておこう。

現在日本で手に入るシガレットでオレがナンバーワンをつけているのが中国の「中華」\500だ。上質のゴールデン・ヴァージニアを使ったとても美味いシガレットだ。値段にもうなずける。

さて、貴方の一番大切なシガレットは大丈夫か?
あまり見かけないものだったら気をつけたほうがいい、いつ貴方の前から姿を消すかわからない。

本日煙になったタバコ
Cigarettes
 凛:10本
Pipe
 Orlik dark kentucky flakes:1ボール
 GL Pease Cumberland:1ボール
 Dunhill Night Cap:1ボール
Cigar
 Cohiba Lanceros
 Camacho Corojos Churchill
22:14:53 | pierre | | TrackBacks
Comments

Wrlz wrote:

ちす。

あー、「稟」あるんですね。
こないだ加賀屋に行ったらないって言われてしまいました。どんな味ですか。

シガレットも本当は美味しいんですよね。
一応画像だけは残してあるんですけど、数えてみたら今までに305種類試していました。
いえい。
ちょっとトラバしてみます。
08/18/05 12:43:29
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